受賞作品

第8回 大賞 第8回 選考委員特別賞 入選作 図録 アーカイブ

第8回 大賞

谷保 玲奈 《共鳴/蒐荷》 2018/2020年

各236.0×388.0 雲肌麻紙、顔料、膠 パネル

受賞コメント

本当にたくさんの方々に支えられて絵を描いて来ました。

そうした最中にこのような大きな賞を頂けたことはとても嬉しく、色々なことが変わり続けていくこの時代に、絵と共に有る日々が継続していけることを、本当に感謝致します。

絵画のあり方などを考えさせられることが多い昨今です。私の中で平面絵画を描き続ける重要性を実感することに加え、思ってもみなかった新しい取り組みを生み出し、出会えたことはこの時代でなければ成し得なかった事です。私がするべきことや表現への追求を継続し、より良い作品をつくり続けていこうと、改めて決意しました。支えてきてくださった皆様、ありがとうございます。そして引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

推薦文

立浪 佐和子

谷保玲奈は、第5回から続いて「東山魁夷記念 日経日本画大賞展」に出品され、第6回展では〈選考委員特別賞〉を受賞している。一貫して描かれているのは、海や陸に生きる生物、 植物や昆虫などで、命湧きたつような姿から朽ち果てていく姿まで、生命の流転を複雑な構図の中に表現している。色彩は、赤やオレンジ、青、緑など本当に多彩で、これほど鮮やかな色が一画面に同居しているのは、彼女特有の色彩感覚がなせる技だろう。

《共鳴》は 2018年、《蒐荷》は2020年に描かれているが、《共鳴》を描いている当初から、対となる《蒐荷》の構想があったという。谷保が「雌雄異株」と表現する2点は、別々に飾ることもできるが、真ん中で繫がるように描かれている。2020年に開催された三渓園旧燈明寺本堂を会場とした展示では、一対の作品として設置されていた。向かって左に置かれる《共鳴》の背景は紺色が基調となっていて、夜を連想させるのに対し、右に置かれる《蒐荷》ではオレンジが目立ち、どことなく陽の光を感じさせる。同展で発表された映像作品 《condition_ 引力 gravity》(ビデオグラファー:岡安賢一)においても、この2点は対の作品として夜明け前の砂浜に置かれ、刻々と変わる環境下で、暗闇の中から浮かび上がり、朝日に呼応して変化する様が記録されていた。波の音を効果音に、描かれているモチーフは艶めかしく蠢いて見えた。

本来なら、2020年3月から1年間、ポーラ美術振興財団在外研修員としてメキシコにて研修予定であった谷保。 COVID-19 感染拡大防止のために渡航を取りやめ、自粛するうちに、制作する気力、発表する気力は消え去ったと告白している。そのうち、表現に飢えはじめた谷保が考えたのが、作品を近代以前の解放された建築空間に展示すること、さらには、海に設置し、時間や気候とともに変化する様子を確認することだった。谷保は、自身の作品は日常と自然と常に密接に干渉しあうと考えているので、美術館やギャラリーという整った環境から飛び出し、生活圏にある海での展示は、その関係性をふり返るための行為であったのだろう。「現代に生きる私なりの日本画という概念への回帰であり、実験」とも語っている。

伝統的な日本画の技法を基礎に、巧みに大画面を構成する力、独自の色彩感覚を備えた谷保が、未曽有のコロナ禍で、改めて自身の日本画と向き合うことになった。今後、訪れる土地や目にする自然に応じて、また新たな作品が生まれてくるだろうという期待を込め、谷保自身も「私の中でも最も重要な発表」と評する本作を推薦したい。

(横須賀美術館主任学芸員)

橋 秀文

谷保玲奈は、2020年3月までに今回の推薦作のひとつである《蒐荷》を完成させた。その時点では、4月以降、メキシコに長期滞在して彼の地で日本画等を制作する予定でいた。その計画に暗雲が立ち込め始めたのは、2月ころから騒ぎとなったコロナ禍によるものであった。4月には緊急事態宣言がなされ、実質的にメキシコ行きは中止を余儀なくされた。

谷保玲奈のテーマは、2010年に大学を卒業して本格的に日本画を制作し始めたころから一貫していて、生きるエネルギーを様々な形態に宿すことを表現することであった。その多くは海中の魚群や貝類が多かったのであるが、決してそれだけのものではなく、さらに昆虫や鳥など様々な生き物が画面の中に蝟集した姿で描き出されており、推薦作の《共鳴》や《蒐荷》も同様である。色彩も谷保特有の赤や朱、オレンジ色などの暖色系と青や群青の寒色系の色彩が入り混じって、遠くから見ても彼女の絵であることがすぐに分かるほど強烈な印象を与える個性的なものとなっている。

この《蒐荷》は、この十年の積み重ねの成果といえる。ここに見られるイメージは、谷保がみた幻視の世界である。それは彼女が求める理想郷であり、また、郷愁を帯びたような既視感を持った世界が眼の前に展開されているともいえる。この《蒐荷》は、それだけで完結した一つの世界を形作っているが、谷保は、2年前に制作した《共鳴》の後に制作し始めたこの《蒐荷》を《共鳴》に続く連作の一環として位置づけようとも考えている。そしてその連作のテーマは、生命体の躍動を描いた宇宙を夢見ているといったものになると思われる。それはエドワルド・ムンクの「生命のフリーズ」を思い起こさせるかもしれない。彼女がこれからこの宇宙をどのように展開させていくか楽しみではある。

この作品自体は、完結した一作品として鑑賞すること自体何ら問題はない。コロナ禍になることがなければ、なおのことである。ただ、この状況が彼女の作品解釈にも変化をもたらした。展示も今までは普通に人工照明の中での展示空間に作品をおいて鑑賞することに何ら疑問を抱くことがなかった。それがこのコロナ禍で三密が叫ばれ始めるにしたがって、そこから触発され、そうした状況を逆手にとって、作品をより自然な環境に置いてみてはどうかとの発想に至ったようだ。谷保はまずはこの《共鳴》と《蒐荷》の連作を展示するのに、横浜の三渓園内に移築されている旧燈明寺本堂(国指定重要文化財)の開放的でかつ自然の薄暗い空間を選択して、そこでの鑑賞を試みようとした。まさに時代に合わせた新しい形の鑑賞方法と言え、作品の解釈にも新しい見方を則すことになるであろう。

まさに時代性を反映した制作及び鑑賞態度を含めて、コロナの時代に生まれたこの《蒐荷》とその連作である《共鳴》を推薦する次第である。

(元神奈川県立近代美術館主任学芸員)

第8回 選考委員特別賞

佐藤 裕一郎 《Koivumaisema - 白樺のある風景》 2018年

300.0×780.0 紙に黒鉛、顔料、胡粉 平面作品、木製パネル9枚組
撮影: 島村 美紀

受賞コメント

選考委員特別賞をいただき、大変嬉しく思います。絵を描く為フィンランドへ渡り、5年が過ぎました。ここでの日々は、自分の描く絵について、今は遠くある故郷について、時により深く考えさせるようです。「見慣れたフィンランドの木々や森や風景なのに、なぜ、日本を感じるのか」そんなことを、僕の絵の前で熱心に語り合う人達がいます。彼らは、辿々しい言葉で語られる説明を求めるのではなく、彼ら自身の目に映るものに、納得のいく答えを見つけようとします。僕は、考えるのをやめて絵を描きます。苦しいこともありますが、絵を描き続けられることが何よりの幸せと信じます。この度の受賞で、応援してくださる方々や、心配をかけている家族を喜ばせることができました。この喜びを励みに、益々精進して参ります。ありがとうございました。

推薦文

野地 耕一郎

佐藤裕一郎が文化庁在外研修員としてフィンランドに赴いたのは、2016年のことだ。

当初一年間の研修期間を経て帰国するものと思っていたら、引き続き在芬して創作を続けたいと聞いて4年が過ぎた。その間に彼の作風が大きく変容したことに驚いている。東北で生まれ育った佐藤がこれまで描いていたのは、スケールの大きな半立体的画面に風土を主題として、岩絵の具の手触りを活かした荒々しい表情の中に土俗性をうかがわせる獰猛で得体の知れない生命体を浮び上がらせるものだったが、フィンランドで描き始めたのは、目の前の自然を丹念に写実的に捉え直した絵画だった。

一見写真かと見まがうばかりの画面だが、手法は、紙本に部分的に胡粉を塗り、黒鉛で細部の自然を拾い集めるように緻密に描き進めた気の遠くなるようなしごとである憑かれ たように丹念に描き込んだその画面に強く惹かれるのは、何より描きたい欲望が強く顕現しているからだろう。こうした筆致は気まぐれでできるものではない。風土にいすわって、風土さえ超えたところにある「果てしないもの」に眼を注がないかぎりは、思い切れない表現だろう。それはたとえば自然の霊性であったりするのかもしれない。日常のありふれた光景こそ最も不思議な驚きに満ちた世界だと作者は感じているのではないか。無垢な眼で身近な世界を見つづけながら、現実世界それ自体が驚くべきことであり、たとえようもなく不可思議なものだと自覚している風情が、この絵のスケールを遥かなものにしている。

画質は異なるが、どこか長谷川等伯の《松林図》屏風を思わせる水墨画のイメージも去来する素材で、どこまで自然の果てしなさを描けるか、見届けたいと思う。

(泉屋博古館東京 館長)

入選作(作家名・五十音順)

浅野 友理子 《くちあけ》 2019年

240.0×390.0 和紙、油彩、岩絵具、水干絵具 パネル

石原 孟 《giraff》 2019年

162.0×130.3 岩絵具、水干絵具、膠、和紙、銀箔 木製パネル、額装

泉 桐子 《WE CAN'T GO HOME AGAIN》 22018-2020年

360.0×430.0×0.3(各10cmの絵画片を結合する) 和紙、墨汁、顔料、膠 未表装、ベニヤ板に貼付されて10㎝四方の絵画片(1548枚、最大1620枚)

大平 由香理 《廻生》 2018年

250.0×400.0 顔料、箔など パネル

奥山 加奈子 《夢十夜》 2018年

145.5×700.0 麻紙・典具帖紙・銀箔・岩絵具・胡粉 パネル8枚

金子 朋樹 《Undulation/紆濤 -オオヤマツミ-》 2019年

364.0×564.0 高知麻紙、顔料、染料、墨、箔、泥 変形屏風

川﨑 麻央 《先ずは岩戸の其の始め》 2019年

215.0×170.0 和紙、岩絵具、水干絵具、金泥、墨、膠 額装

鴻崎 正武 《MUGEN-Tree of Life-》 2020年

240.0×170.0 木製パネル、麻紙、箔、岩絵具、アクリル パネル貼り

小林 明日香 《出発、あるいは到着》 2020年

194.0×485.0 雲肌麻紙、岩絵具、墨、水干絵具、銀箔、膠、鉛筆、コンテ、木炭 パネル5枚組

佐々木 真士 《砂と河》 2020年

180.0×630.0 麻紙、胡粉、岩絵具、アルミ泥、アルミ箔(砂子)、膠 パネル

須惠 朋子 《碧のむこうに》 2019年

130.3×582.0 土佐麻紙、岩絵具、樹脂膠 パネル

春原 直人 《蒼連》 2018年

200.0×600.0 和紙、岩絵具、墨 パネルに和紙、6枚組

財田 翔悟 《箱庭の世界》 2020年

253.0×612.0 綿布、ピグメント、岩絵具、アクリル絵具、硫酸カルシウム、銀箔 連結パネル

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田中 武 《花のたとえ、嵐のたとえ》 2019年

174.0×400.0 麻紙、アクリル絵具 麻紙にパネル

中村 ケンゴ 《収蔵庫》 2018年

130.3×194.0 木製パネルに和紙、岩絵具、顔料、アクリル、樹脂膠 額装

野地 美樹子 《Uzu-Sio》 2020年

194.0×672.0 紙本彩色(雲肌麻紙、岩絵具、墨、黒箔) 木製パネル6枚組

白田 誉主也 《マボロシ》 2020年

56.6×56.6 鳥の子紙、岩絵具、水干絵具、落水紙、金箔 パネル

服部 しほり 《四季恢恢図》 2018年

襖4面173.5×478.8 紙本着色、金箔 襖絵仕立て(表4面裏4面計8面)

福井 江太郎 《曄》 2018年

182.0×728.0 雲肌麻紙、金箔、墨、岩絵具、カオリン パネル

ベリーマキコ 《希望》 2018年

130.3×162.0 高知麻紙、岩絵具、水干絵具、墨、金泥、膠 額

増田 舞子 《空と音楽》 2018年

180.0×540.0 綿布、パネル、岩絵具、墨 平面

三瀬 夏之介 《日本の絵~らせん~》 2020年

2枚組み(各180.0×270.0) 雲肌麻紙、墨、胡粉 パネル

村山 春菜 《れいわの改新2019》 2019年

155.0×300.0 麻紙、水干絵具、岩絵具、箔 3枚パネル

八木 佑介 《2017/9/19 2:27》 2018年

162.1×162.1 綿布、岩絵具 木パネル

山内 若菜 《牧場 放》 2020年

340.0×310.0 岩絵具、墨、アクリル絵具、オイルパステル、和紙 未装(壁面に直接取り付け)

山本 雄教 《White noise #10》 2019年

162.0×162.0 鳥の子紙、筆圧による凹凸 額装

図録

『第8回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展』(2021年)展覧会図録

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アーカイブ

第7回(2018年)
大賞

浅見 貴子 《桜木影向図》 2015年

入賞作(作家名50音順)

青木 香保里 《境界XI、境界XII》 2015年

浅野 友理子 《女将の薬酒》 2017年

浅見 貴子 《桜木影向図》 2015年

荒井 経 《樹象 二》 2017年

泉 桐子 《箱庭療法》 2016年

イトウ マリ 欲望の根源《溢れ出す欲望の根源》 2014年

及川 聡子 曹洞宗長泉寺 大書院 襖絵《水焔図 玄》《水焔図 白》 2016年
曹洞宗長泉寺

加藤 良造 《三境図》 2017年

金子 富之 《高龗》 2017年
ミヅマアートギャラリー

木島 孝文 《A.R.#994 “Veronica” わらう獣、山羊と花》 2016年

佐藤 真美 《光の脈》 2017年

椎名 絢 《宿・中庭》 2015年

田中 武 《斉唱―神7の唄》 2017年
西治コレクション

谷保 玲奈 《ウブスナ》 2017年

長澤 耕平 《ある都市の肖像》 2014年
東京藝術大学

中澤 美和 《環る景色》 2017年
豊橋市美術博物館

伴戸 玲伊子 《流水譚》 2016年

土方 朋子 《かへりゆく》 2017年

松平 莉奈 《菌菌先生》 2016年

森 美樹 《声》 2016年

山本 太郎 《熊本ものがたりの屛風 ①女性のハレの日金屏風 ②子供の思い出銀揉紙屏風 ③森本襖表具材料店襖 ④みんなの思い出腰高屏風 ⑤おもかげ屏風 ⑥いと小さきもの小屏風》 2017年
②熊本市現代美術館、③公益財団法人 島田美術館

公益財団法人 島田美術館(森本襖表具材料店襖)

山本 雄教 《One coin people -15480円の人々-》 2017年

吉賀 あさみ 《黙》 2017年
豊橋市美術博物館

第6回(2015年)
大賞

岩田 壮平 《雪月花時最憶君-花泥棒》 2014年

入賞作(作家名50音順)

蒼野 甘夏 《ビル風赤松図》 2012年

淺井 裕介 《36匹の双子の鼠》 2013年

浅見 貴子 《梅 1101》 2011~14年

荒井 経 《べろ藍の風景Ⅰ・Ⅱ(連作)》 2012 2013年

安藤 陽子 《portrait-36》 2014年

岩永 てるみ 《departure》 2013年

及川 聡子 《香焔 三幅対》 2013年

梶岡 俊幸 《夜居》 2011~14年

川島 優 《Inside》 2014年
豊橋市美術博物館

木下 めいこ 《輝跡》 2014年

神 彌佐子 《Stride》 2011年

清野 圭一 《真夏の残像》 2014年

髙橋 ゆり 《儚くも嘘吹く》 2012年

高村 総二郎 《0306》 2013年
豊橋市美術博物館

武田 州左 《風ノ門・818》 2014年

武山 剛士 《龍這波濤》 2014年

田中 武 《Trick》 2014年
西治コレクション

田中 望 《大宝市》 2012年
鶴岡山王日枝神社

谷保 玲奈 《繰り返される呼吸》選考委員特別賞 2014年
大原美術館

程塚 敏明 《Departure / Fly away》 2014年

堀江 栞 《さまよう》 2010年

町田 久美 《蜜月》 2013年
西村画廊

松井 冬子 《転換を繋ぎ合わせる》 2011年

マツダ ジュンイチ 《刻》選考委員特別賞 2014年

丸山 勉 《時の隙間》 2012年

南 聡 《雨雫》 2012年

村山 春菜 《お・で・か・けーちょっと圏外までー》 2012年
同時代ギャラリー

山本 太郎 《紅白紅白梅図屏風》 2014年

涼 《110036》 2012年

第5回(2012年)
大賞

鴻池 朋子 《シラ ― 谷の者 野の者》 2009年
(株)ダブルラック

濱田 樹里 《流・転・生Ⅰ》 2009年
平塚市美術館

入賞作(作家名50音順)

淺井 裕介 《泥絵・素足の大地》 2011年
東京都現代美術館

浅見 貴子 《松の木 muison-so》選考委員特別賞 2010年
大原美術館

市川 裕司 《amorphous》 2009年

岩田 壮平 《HANAノ図》 2010年

牛嶋 直子 《lighthouse》 2010年
画廊翠巒

梶岡 百江 《トワイライト・パレード》 2011年

神戸 智行 《ハナカスミ》 2010年
岐阜県美術館寄託

菊地 武彦 《土の記憶2009-20 ―平地林―》 2009年

久保 歩 《ファウンデーション》 2011年

佐々木 真士 《Life ― ベナレスの沐浴場》 2010年

園家 誠二 《月光》 2011年

武部 雅子 《雨滴》 2011年

田中 武 《裏側 (十六恥漢図シリーズ)》 2011年
豊橋市美術博物館

谷保 玲奈 《出るために見る夢 Ⅰ》 2011年

長沢 明 《The Sea Mountain》 2011年

林 孝二 《View」 2011年

伴戸 玲伊子 《Holy Water》 2011年
医療法人欅会林整形外科

平野 健太郎 《ソラ》 2008年

広田 郁世 《在る日の風景》 2009年
砺波市美術館

間島 秀徳 《Kinesis No.452 (bright water)》 2011年

町田 久美 《山》 2011年

三瀬 夏之介 《山ツツジを探して》選考委員特別賞 2011年
東京都現代美術館寄託

南 聡 《雨の情景》 2010年

宮島 弘道 《下山図》 2011年

森 美樹 《訪問者》 2008年

森山 知己 《海中図》 2011年

山本 太郎 《隅田川桜川》 2010年

吉田 翔 《白い湖》 2011年

第4回(2008年)
大賞

岡村 桂三郎 《獅子 08-1》 2008年
高橋コレクション

入賞作(作家名50音順)

岩田 壮平 《花泥棒》 2006年

岩永 てるみ 《La vue d'Orsay》 2007年
茨城県近代美術館

植田 一穂 《夏の花》 2007年

及川 聡子 《視》 2006年

奥村 美佳 《いざない》 2008年

斉藤 典彦 《彼の丘》 2006
井村伸次氏

園家 誠二 《うつろい-1》 2008年

瀧下 和之 《龍虎図屏風》 2008年

武田 州左 《光の采・672》 2007年

長沢 明 《イエローエッジ》 2008年

フジイ フランソワ 《鶏頭蟷螂図》 2008年

間島 秀徳 《Kinesis №316 hydrometeor》 2007年

町田 久美 《来客》 2006年
大原美術館

第3回(2006年)
大賞

奥村 美佳 《かなたⅦ》 2005年

入賞作(作家名50音順)

猪熊 佳子 《神話の国から》 2005年

小滝 雅道 《Neither a point nor a line,No382(一文字波)》 2006年

斉藤 典彦 《in her garden》 2005年

阪本トクロウ 《デイライト》 2005年

竹川 リサ 《揺り局》 2006年

長沢 明 《トラとハル》 2004年
浅野浩

西嶋 豊彦 《ハナがフル―最後に見る太陽―》 2006年

西野 陽一 《森の家族》 2006年

林 孝二 《憑》 2006年

町田 久美 《関係》 2006年
株式会社ピギ

松崎 十朗 《記憶》 2004年

三瀬 夏之介 《日本の絵》 2005年

第2回(2004年)
大賞

菅原 健彦 《雲水峡》 2003年

入賞作(作家名50音順)

浅見 貴子 《Matsu 8》 2004年

岡村 桂三郎 《鳥 04-1》 2004年

加藤 良造 《山水行》 2004年

倉橋 利明 《Wibble Wobble Occur FR-1》 2003年

斉藤 典彦 《みなも-rb》 2002年

新恵 美佐子 《花》 2002年

千住 博 《砂漠にて》 2002年

西野 陽一 《水の中の森》 2003年

間島 秀徳 《Kinesis No.211》 2004年

三瀬 夏之介 《奇景》 2003年

山口 牧子 《Voice of the Wind Ⅰ》 2004年

山本 直彰 《イカロス Ⅳ》 2004年
資生堂アートハウス

李 準美 《IMAGE-雨の夜①》 2003年

第1回(2002年)
大賞

浅野 均 《雲涌深処》 2001年

内田 あぐり 《吊された男-'00M》 2000年

入賞作(作家名50音順)

梅原 幸雄 《花笩》 2001年

川﨑 麻児 《時のみぞ告ぐ》 2001年

斉藤 典彦 《RITES OF RASSAGE》 2000年

千住 博 《大徳寺聚光院別院襖絵 砂漠》 2001年
宗教法人 聚光院

武田 州左 《GLOBE光・429》 2001年

手塚 雄二 《風雷屛風》 2001年
今井美術館

西田 眞人 《雨の街》 2000年

畠中 光享 《行歩》 2001年

日高 理恵子 《空との距離 Ⅰ》 2002年
広島市現代美術館

間島 秀徳 《Water Works(Kinesis)No.140》 2002年

宮廻 正明 《火焔奏楽》 2000年
今井美術館

山本 直彰 《IKAROS(イカロス)20013》 2001年

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